point-1腎臓の病気~慢性腎炎

慢性腎炎は別名「慢性糸球体腎炎」とも呼ばれ、
老齢の犬には非常に多く見られる病気です。
これは腎臓の組織が年齢とともに変化して引き起こすからです。
慢性腎炎は、尿をつくる働きをする「ネフロン」が少しずつ壊れてしまい、
血液のろ過をしなくなってしまって腎臓が機能しなくなります。

慢性腎炎の場合あまり症状としては出てきませんが、
主な症状としては、「タンパク尿」が出ることです。
重症になると血液中のタンパクの濃度が低くなる低タンパク血症や、
ネフローゼや尿毒症、高窒素血症などを引き起こすこともあります。

point-2腎臓の病気~急性腎炎

急性腎炎は、別名「急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)」
とも呼ばれます。
腎臓の糸球体の「基底膜」が、突然炎症を起こすことによって起きる病気です。
軽い場合は大きな症状も見られませんが、重症の場合は命を落とすこともあります。

急性腎炎の原因としては、アデノウイルスなどのウイルス感染、
免疫作用に何らかの異常が起きた場合等が考えられます。
細菌などの感染による場合は、食欲不振や元気がない、嘔吐などの比較的軽い症状です。
しかし、免疫系統に異常が起きた場合は、重症化しやすいようです。

point-3腎臓の病気~慢性腎不全

慢性腎不全は腎機能の低下によって体内の老廃物である「毒素」を
排出できなくなる病気で、数ヶ月から数年の経過で腎機能の低下が進みます。
その間これといった症状がないのが特徴です。
そして症状が出始めた時には既にかなり進行した状態となっていて、
治療も難しいことがある恐ろしい病気です。

慢性腎不全になると、体内の老廃物が出せなくなることで
毒素が体内に溜まってしまいます。
これを「尿毒症」と言います。
急性腎不全の場合は急におしっこの量が減りますが、
慢性腎不全の場合は、おしっこの量が急激に減ることはありません。

逆におしっこの量は以前と比べてたくさん出たりもします。
これは腎臓の機能が低下したことで、尿を濃くすることができないためです。
ただ、犬の病気の中にはおしっこの量が増えるものもたくさんあるので、
これだけでは慢性腎不全の診断は難しいものがあります。

おしっこの量が増えると水分がどんどん失われるので、
犬は水をたくさん欲しがるようになります。
そしてだんだんと食欲不振や体重減少、下痢、嘔吐、
アンモニア臭のする息になったりします。
更に病状が進行してくると、舌の先が壊死したり、
口の中に腫瘍ができる場合もあります。

point-4腎臓の病気~急性腎不全

腎臓は血液をろ過して水分、栄養素を再吸収しています。
同時に不要になった老廃物を尿として排出する働きをしています。

急性腎不全は何らかの原因で腎臓が機能しなくなることで起こります。
腎臓病のほか、尿路結石によって起こることもあります。
急に食欲が全くなくなり、食事が摂れなくなります。

また嘔吐、下痢をくり返して脱水症状を引き起こしてしまう場合もあります。
脱水症状は急性腎不全の特徴的な症状です。
脱水症状が深刻な状態になると、口内も乾燥してパサパサになってきます。

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