ポイント解説肺の病気

point-1肺の病気~横隔膜ヘルニア

怪我などの衝撃によって横隔膜が裂けたり破けてしまったりして、
腹部にある臓器がそこから胸部に押し出されてしまう病気です。

臓器が皮膚の下などに出てきてしまう場合もあります。

その原因は、外傷性と非外傷性の2つに分けられます。

外傷性というのは、交通事故や高い所からの転落、転倒、蹴られるなど
の強い衝撃によって腹部の圧力が上昇し、横隔膜が破裂してヘルニアを発症します。

一方の非外傷性は、先天的に横隔膜の一部または全域が欠損して起こります。
呼吸困難から成長できずに死んでしまう場合もあれば、そのまま成犬になる事もあります。

 


point-2肺の病気~気胸

気胸は、病気や怪我の為に、胸の中に余分な空気が溜まってしまうことで呼吸困難を引き起こす病気です。

通常、肺は胸壁という肋骨や筋肉で作られた壁によって体の外と隔てられています。
しかし、何らかの原因で肺胞が破れて、肺と肺壁の間に空気がたまり、肺が十分に大きくなれなくて呼吸困難になってしまうのです。


point-3肺の病気~肺水腫

肺水腫は肺の中に水がたまる病気で、肺がむくみ、酸素と二酸化炭素を交換する働きが低下し呼吸困難を引き起こします。

元々何か他の病気にかかっていることで、その影響から引き起こされることも多く、症状の出方も様々です。

症状が軽いうちは、運動時や興奮した時に咳が出たり、軽い呼吸困難を起こす程度です。

重症になってくると、ゼーゼーというような呼吸音がしたり、呼吸が浅くなったり速くなったりします。

 


point-4肺の病気~肺気腫

肺の中で、大変重要な働きをしている肺胞が異常に膨らみすぎて、
空気を多量に取り込んでしまうために呼吸困難を起こす病気です。

気管支の病気が原因だったり、急激な咳が原因の場合もあります。

肺気腫には、急性と慢性があります。

急性の場合、口や鼻から、よだれ、泡が出て、急激な呼吸困難のために大変苦しみます。
あまりに重症の場合は、命を落とす可能性もあります。


point-5肺の病気~肺炎

肺炎は細菌やウイルス、寄生虫などの感染が進み、肺と気管支に重い炎症を起こしてしまう病気です。

犬の呼吸がおかしい場合、肺炎の可能性が考えられます。

気管支炎や咽頭炎に比べ、症状が重いのが特徴です。
体力が落ちている、他の病気もあるなどの老犬は、発病すると命の危険も考えられます。

症状としては、呼吸器の病気と同じように咳、ゼーゼーといった呼吸音、呼吸困難、発熱、食欲不振などがみられます。


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