商品詳細幽門の異常

幽門というのは、胃から十二指腸のつながっている部分のことです。
この幽門が、何かの原因でふさがってしまったり、働きが低下してしまうことで様々な症状が出てきます。
胃の中に異物が混入する、胃潰瘍、胃炎、腫瘍、胃の粘膜が厚くなるなどの原因で、幽門管が狭くなったり、ふさがってしまったりすることがあります。
また子犬の場合、初めて固形食を与えた時など幽門がまだ狭いために食べた物を吐きだしてしまうことがあります。

主な症状としては、食べ物を食べた後30分~2時間ほどすると嘔吐するといった症状があります。
食べたものは未消化の状態であることが多いです。
また空腹時に黄色い液や泡を吐く、太らない、食後いつまでもお腹が大きいなどといった症状も見られます。
何度も嘔吐を繰り返していると、やがて脱水症状や貧血などを起こし、さらに症状が進むと死亡する場合もあります。

犬種では、シー・ズーやパグ、ボストン・テリア、ボクサーなどの短頭種の犬に幽門の障害がよく見られます。
このような犬種の犬が、食後20~30分くらいで嘔吐を起こした場合、この病気の可能性が高いと言えるでしょう。

診断は、症状とX線検査によって行われます。
その他必要に応じて、内視鏡検査、造影検査などを行います。
治療法としては、幽門の部分を広げるための外科手術によって治す場合と、メトクロプラミドなどの吐き気止めの薬物を生涯にわたって投与する場合があります。
予防法としては、消化のよい低脂肪の食餌を少しずつ、一日数回に分けて食べさせるといいようです。

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